生理とは


 

 

 

はじめに

 
私は保健の先生ではありません。特別人間の体に詳しいわけではありません。しかし生理は自分の体に起こることなので自然とある程度詳しくなりました。生理がなく、学校でも教えてもらえない男性が生理に関しての知識に乏しいことは当たり前です。だからこそ知ってほしいし偏った知識で女性を非難しないでほしいと思います。そして生理の重い軽いは人によって違いますので同じ女性でも生理に関する認識がバラバラです。
以下生理に関して知っていただきたいことを書きました。男女関係なく生理についての偏見がなくなることを望みます。わかりにくい部分や新たな疑問にはできる範囲で答えていきますのでよろしくお願いします。
 
 
 
 
 

生理に関する基本知識

 
 
 
初潮の平均年齢は12.3才、閉経の平均年齢は50.5才です。初潮を迎えることは性交渉をしたことがあるかないか、処女か非処女かは全く関係ありません。
 
女性は月に1週間、生涯で7年間生理がきます。生理に必要なナプキンなどは40年間で約53万かかります。
 
月に1回子宮の子宮内膜が膨らみ受精卵を受け止める準備をします。生理前になると子宮内膜は約1cmほどに膨らみますが、妊娠がおこらない場合、古い内膜は溶けて血液といっしょにはがれ落ちます。
 
簡単に言うと受精しない限り女性の身体から月に1回1週間内膜が剥がれ落ちて膣から出て行きます。その際子宮は収縮を繰り返し、それがお腹の中をえぐられるような痛みとなります。
 
生理の血液は臓器の内膜であり、筋肉の圧力ではなく体内物質の生化学的反応で組織が剥がれるので自分の意思ではコントロール出来ません。
 
下腹部痛、腰痛、吐き気、下痢、イライラ、頭痛、貧血、だるさなどの症状がひどい場合は病気が潜んでいることもありますので病院での受診も必要です。
 
 
 
 
 
 

Twitterハッシュタグ#生理のホントノトコからみる女性のリアルな声

 
追加2019/10/11 ハッシュタグを間違えていましたので修正しました。申し訳ございませんでした。
 
 
・生理前、生理中は毎月体調が違う。今回は割と元気だな、今回は死ぬほどおなか痛いな、食欲ありすぎて困る、なさすぎて食べれない、そもそも動けない、抜け殻の廃人みたいな生活を余儀なくされるなど精神が不安定で毎月どんな体調になるかは予想ができない。
 
・生理初日と2日目は腹痛、腰痛でロキソニンが手放せない。
 
・同じ女性でも生理痛のレベルが人によって違うので痛みや辛さを理解されない。同じ女性が生理は病気じゃないからと言うことよって男性に生理は甘えという認識が広まる。女性のお医者さん、助産師さん、母、姉妹、友達、同僚に自分の生理について理解してもらえないなんて日常茶飯事。
 
・生理痛は陣痛の軽い版。陣痛は人生で一番死ぬほどの痛み。その簡易版が毎月訪れていることになる。
 
・熱が出たり結膜炎になったり膀胱炎になったり、菌系の病に負けやすくなる 。
 
・ベッドパッド、気に入っていた服、人様の車のシート、オフィスの椅子など意図をせず血で汚してしまう。服は別の服を早急に用意しなければならならず、シートや椅子は当然弁償する。
 
・何をどうしても起きられず寝坊する。 また夜中腹痛で何度も目が覚める 。
 
・生理前からお腹がゆるくなり下痢になることもある。どちらの痛みかもはやわからない。
 
・CMのように経血は青くないし、サラサラしていない。もっと赤黒くて固形物(レバー似)も混じる。  ナプキンで蒸れているので生臭い臭いがする。CMのようにとても明るく綺麗なものとは言えない。血液は感染症の媒介となることもある。経血は排泄物にほかならない。
 
 ・生理痛があるなしに関わらず体育の授業で血を垂れ流しながら跳び箱を飛ぶ、逆上がりをする、持久走をする、シャトルランをする。しないと成績が悪くなるから。
 
・腹痛でトイレにずっと座っていたら便器の中の水は赤い絵の具で着色したかのように真っ赤に染まる。
 
・お風呂場でシャンプーをするために水を止めているとシャンプーが終わる頃には椅子や床は血だまりでいっぱいになる。
 
・生理中は湯船に血液が混ざるのを気にして1人暮らしでない女の子は特に冬でも湯船につかることができない。
 
・授業中、プレゼン、長時間のミーティング、料理を作っている時、人生を左右する入試、大事な人とのデートいつでも経血は流れっぱなし。 修学旅行で大浴場に行けない、温泉旅行で温泉に入れないなんてざらでいつでもどこでもところかまわず血は流れる。
 
・起き上がるとき、椅子から立ち上がる時ドバっと血が噴出する。
 
•いつ生理になってもいいように寝るときはお尻の下にタオルを敷いている。
 
 
 
 

生理に対する疑問に答えます。新たな疑問には随時答えていきますので気軽に質問してください。

 
 これら全部が全部記事を書いている私に向けて投げかけらた疑問ではございません。私や友人などの周りの女性が実際にされた質問や、ネット上の疑問を集めたものです。また、男性からだけでなく女性からの疑問も多く載っています。
のっけから処女やらセックスやらなんやらとツラツラ書いてますが改めて文字にすることは大事だと思うので包み隠さずすべて書きました。
直接的な表現も多く出てくるので苦手な方は注意してください。


 
・生理気にする女性は非処女
→処女でも生理はきます。初潮のとき性交渉をしたことがない女の子が大半です。
例えば、勃起するやつはセックスしたことある人だけ。童貞は勃起しない。と言われたら「は?」と思いますよね。それと同じです。精通したときセックスの経験はありましたか?殆どの方がないのでしょうか。初潮も精通も性交渉したか、してないかは関係ないものです。
 
追記2019/07/23:  「次の生理がいつくるかを気にしている、または生理こないなーと呟く女性がいる。これはつまり妊娠の可能性を考えているのではないか。だからその女性のことを非処女と思う。」こういった考えの方がいるかもしれません。確かに性交渉をして生理がこなくなれば妊娠の可能性があり、妊娠するということは非処女を意味します。しかし処女でも生理がいつくるかを気にしない女性はいません。何故なら遊ぶ約束(プールや温泉なら尚更)を決めたりいつからナプキンを付けるかなどを計算しなくてはならないからです。また処女でも生理は突然止まります。これは生理不順という病気のためです。また、性交渉をしたことがあって生理が止まった。これが必ずしも妊娠を意味するとは限りません。生理不順は性交渉の有無に関わらない病気です。
 
・セックスするから生理になるんでしょ?
→セックスと生理は全く関係ありません。生理は性欲と全くの無関係です。性的な感情を持たない無性愛者の女性にも当然のように生理はきます。
 

・ルナルナのメリットはなに?自分の感覚では生理周期わからないの? 生理周期は完全に一定じゃないの?
→ 生理周期は完全に不安定です。 生理不順で突然なんの前触れもなく生理がくることもあり下着、ズボン、敷布団が汚れたことのある女性は多いです。 自分の感覚で分かることといえば先月きた生理の日から前後1週間の内に来なければ生理不順で病気かもしれないということぐらいです。そのため生理がいつくるかにいつも怯えています。ルナルナはそんな生理周期を予測してくれる機能があります。
 
・ルナルナのアプリを入れてる女性は非処女
→ルナルナは生理周期の予測をしてくれるアプリなので処女か非処女かは関係ありません。
 
・ピルを飲んでる女性は非処女
→処女でもピルは飲みます。ピルは確かに避妊に効果のある薬ですが生理痛を和らげるために必要な薬でもあります。
 
・生理用品高々月に1000円じゃん?男のエロ本は月に何冊必要かわかってますか?
→エロ本は男女問わず嗜好品です。生理用品は生活必需品です。 消費支出の分類では生理用品は保健医療の保健用消耗品に分類されますが、性欲処理は教養娯楽や交際費に分類されるので嗜好品的であり全く違います。 よってこの2つを比べることはできません。 そしてエロ本を欲しているのは何も男性だけではありません。女性だってエロ本やAVを見ます。生理用品とは別にエロ本やAVにお金を払っています。それらは生理とは全く関係ありません。
 
・コンドームは男性の必需品
→コンドームは男女共にセックスをする場合に必要なものです。生理用ナプキンとは比較できません。何故ならナプキンは自分の感情や欲とは関係なく月に1週間必ずきて1人で対処するときに必要なものです。コンドームはセックスという行為をする場合2人で対処するときに必要なものです。
 
・男には何が生理用品に当たる?
→ありません。しかし生理用品は女性にとっての生活必需品なので髭剃りは男性にとっての生活必需品であると言えます。しかし生理は男性の髭のように剃る剃らない、ナプキンをつけるつけないの選択はできず常に何種類かの生理用品を買いそろえて補充しなければなりません。
余談ですが男性でもナプキンを使うことはあります。痔の出血の際にナプキンを使ったり肛門周囲潰瘍の時にも使うようです。また椅子に座ると痛いときにお尻のクッションとして使用したり尿漏れ用としても使えます。ナプキンとは性別関係なく使えるものです。
 
・男の性欲は睡眠欲と同じ
→女性の性欲も睡眠欲と同じです。
 
・女が生理が大変なように男だって射精大変です
→射精が大変であることは否定しません。
しかし射精と生理は全く異なるもので比べることはできません。射精には快感が伴いますが、生理はただ腹痛と血と戦うのみです。生理中女性は常に気持ちよく常に発情しているわけではありません。生理はどちらかというと朝立ちに近い現象だと言われますがこれも違うものであり比べることはできません。しかし朝立ちが「1週間常に陰茎が勃起しており日常生活を送ることが困難で尿道から流れる血をコントロールできず腹痛を伴うもの」であるならば比較できるでしょう。
 
・男が性欲発散出来ず公共の場で興奮して何か事件を起こしても生きていく上での生理現象と捉えてね
→この場合の公共の場での性欲発散は男性女性関わらず生理現象ではないただの病気です。性欲を抑えられずに街中で暴走する場合は性依存症なので投薬治療してください。
・男は黙って性欲処理してるんだから女の生理現象も黙って自らの負担で対処して
→月経の「生理」と「生理」現象の「生理」は異なります。性欲と生理の違いは割愛します。女性は生理を自らの負担で対処しています。
・男が性欲なかったら人類はとっくに滅んでる
→女性の性欲もなければとっくに滅んでいます。
 
・生理期間中便所で座ってればナプキンいらないよね?
→確かにそうです。しかし月に1週間トイレに座り続けることは可能でしょうか?
 
・女友だちが生理痛は女の嘘だと言ってた
→生理痛は100人いれば100通りです。おそらくその友だちは生理痛を感じないのでしょう。同じ女性でも生理に対する考え方は様々なのが生理への認識に対する難しさです。
一度も生理痛を経験したことのない女性がある日突然生理痛に襲われるなんてよくあることです。今まで大丈夫だったから次も大丈夫なんて保証はありません。逆に今回は生理痛が楽だと感じることももちろんあります。生理痛は毎回生理になるまでどのくらいのものなのか想像出来ません。
また「3人女がいたら誰かは生理と思え」といった言葉があります。加えて私は「3人生理の女がいたら少なくとも1人は かなりの生理痛を抱えている」とも思います。
・生理は下痢みたいなものでしょ。血は自分の意思でまとめてトイレで出せるし漏れることがあるからナプキンをするんでしょ?
→違います。経血はトイレで尿と一緒に排出できてたまに漏れるからナプキンをする、のではなく常に垂れ流しです。寝てる時も起きてる時も食べてる時も何をするにも常に血が流れます。
そして経血と同時に下痢になる人も沢山います。下痢でお腹が痛いのか、生理痛でお腹が痛いのか判断が難しいのでトイレから出れなくなることも多いです。
 
実際生理中に性交渉するのってどうなの?
→やめてください。生理中は子宮内膜が剥がれ落ちているのでいつもより傷つきやすい状態です。経血には多数の雑菌が存在しており感染症への抵抗力も落ちているため細菌感染症などのリスクが上がります。
具体的には骨盤内感染のリスクや子宮内膜症のリスクが高くなります。子宮内膜症の原因として考えられているのが経血の骨盤内への逆流です。性交渉関係なくてもある程度生理中に経血が骨盤内に逆流しているのではないかと指摘されていますが、性交渉がその逆流をさらに促すことになる危険もあります。
また、生理中はコンドームを使わなくても妊娠しないとよく言われていますが間違いです。月経期間中でも妊娠はします。
以上が女性への身体のリスクについてです。そして男性もまた、血液を通して細菌やウイルスに感染するリスクが上がります。ささくれのような小さな傷からも血液中のウイルスは侵入します。
どうしてもしたいなら医療用のマスクと手袋を着用した上でコンドームを使うのが望ましいかと思いますがそもそも女性の気分が優れないときにそこまでしなくても安全に楽しめる期間の方が長いのですから生理が終わるまで待ちましょう。
私の一意見ですが行為中膣からとめどなく溢れる血液にベッドや身体が真っ赤っかになる様はかなりのホラーだと思いますし普通にトラウマになるのでやめた方が良いと思いますね。
また、セックスの際に生理になったと彼女や妻に言われ「俺血怖くないし大丈夫だから」「じゃあ口だけでいいよ」といった返答はまさに”そうじゃない”といった感情を女性に持たせます。とにかく生理中の女性は様々な意味で気分がすぐれません。大丈夫だからと詰め寄るのではなく、じゃあこっちでいいよと代わりの案を言うのでもなくただそっとしたほうが良いです。もちろん女性からするよと言われた場合は一向にかまいません。
生理は子どもを産むためにあるもの、そしてセックスは子どもを育むための行為です。その本来の意味を改めて考えてみてください。

 

・どうして生理をコントロールしないの?
→生理は自分の力でコントロールすることはできません。しかし薬の服用によって周期のコントロールは可能になります。膣から出すタイミングをコントロールすることは不可能です。(ピルについては後述)

詳しく書くと、いつ生理がくるかがわかるようになる(生理の周期がわかる)のはピルを服用すればわかるようになります。ただし「周期」のコントロールと「膣から経血を出すか出さないか」は全くの別物です。
どうすれば分かりやすく伝わるか難しいですが、例えばピルを服用すれば◯日から生理がくるとわかるようになります。ただし、膣から血を出すか出さないかを自分の意思で決めることはできません。
なるべくわかりやすくするために尿と比較してみます。
尿はしたくなったらする、できないときは我慢する、このように膀胱から尿を出すタイミングはコントロールできます。
一方で経血はしたいからする、できないから我慢するといった行為が不可能で常に垂れ流しです。
更に尿は膀胱から今まさに尿が出てるという感覚がわかりますが、経血は知らぬ間に出ています。
立ち上がる、起き上がるという行動の際にドバッと膣から経血が出る感覚がわかるときはあります。しかし常に「あ〜今血出てるな〜あ〜血止まらないな〜」と思っているわけではありません。
トイレに行ってナプキンを変えるタイミングで「あ、こんなに血出てたんだ」とわかることが多いです。
特に眠っているときなんかそうですね。寝るときは夜用ナプキンという大きいナプキンを敷いて寝ます。寝ている間「経血を我慢する」という感覚はありません。ただ寝ているだけです。
朝起きるとナプキンに血が広がっています。寝ている間に勝手に膣から経血が流れ出ているからです。
普通は筋力によって経血をコントロールすることはできません。
尿は我慢するときにお腹に力を入れるなどして堪えることができます。
経血はそもそも我慢という概念がないです。

(余談となりますが、稀に膣の力が強い方はギュッと力を入れることによって「尿の我慢」と同じような行動が取れる方もいます。
「コントロールできるじゃん!」と思われるかもしれないですが、経血は尿と違って生理期間中24時間ずっと出ています。
尿意を24時間お腹に力を入れて止めてくださいというのは無理ですよね。
そのため膣の力が強い方でも力を入れるという行為はその場の一瞬のことでなんの解決にもなりません。
仮に膣に力を入れ続けることができたとしても、経血は流れ出ていますのでいつか溢れ出します。ダムの決壊のようにと言えばわかりやすいでしょうか。
そもそも膣に力を入れるという行為を取る方はほとんどいないのでこの話は蛇足でした。)


また、周期がわかることはそんなにいいことなの?といった質問もありました。
これに関しては副作用のある薬を服用せずともいつ生理になるか知れるなら知りたいと100人いれば99人ぐらいは思うのではないでしょうか。
理由としては周期がわかるイコール精神的に不安にならずに済むということです。
この精神的な不安とはPMS月経前症候群)とは別です。
PMSとは生理になる1週間ほど前からイライラしたり、どうしようもないほど悲しくなったり、集中力がなくなってしまうといった症状になることを指します。
これとは別に「いつ生理になるかわからない恐怖」というのがあります。
「もう寝ようと思って布団に入ったけど、もしかしたら寝てる間に生理になって布団が血まみれになるかもしれない。と考えてたら目が冴えた」「今日白いスカートを履いてきたけどよく考えたら先月生理がきてから1ヶ月経つ。」「明日持久走なのに、大事なプレゼンなのに生理がきたら本当に困るからあと1日だけ待ってくれ。」
このように月に一回1週間くるという情報だけでは細かい予定に対応できないのです。だからこそ周期がわからないというのは精神的なストレスになります。ここで常にナプキンを付けておけばいいじゃないかと思われると思いますし、そうできればそうしたいのですが、人間ですのでナプキンを外出先に持っていくことを忘れたりします。布団に入ってからそう言えばと思い出すこともあります。またナプキンはそんなに安いものでもありません。積もり積もればかなりの額になり気軽に付けれるものでもないです。また夏場など特に蒸れて股が痒くなるなど他の病気の原因になったりもします。
できればナプキンなど付けたくないのです。しかしもうすぐくるかもしれないから付けなければならない。でもなるべく付けたくない。ピルを飲めば周期が安定するのは知ってるけど副作用が怖くて気軽に飲めない。
このように生理に関して様々な葛藤があります。「常にナプキン付けとけばいいじゃないか」「薬飲めばいいじゃん」といった話ではないのです。
 
・昔の女は生理をコントロールしてた。現代の女は甘えてる
→昔の女性も生理はコントロールしていません。しかし生理の回数は少なかったと言われています。なぜなら生理は子どもを産めば産むほど回数が少なくなるからです。例えば5回出産すると月経の回数は約50回、2回出産すると月経の回数は約450回です。現代の女性が5回出産することは稀なので必然的に生理の回数は多産であった昔より多いのです。
また、昔の女性は排泄時に経血を排出していた、つまりコントロールできていたとも言われているようですがこれは綿球や海綿を膣に詰めて排泄の際に外して交換していたという話からきたのではないかと思います。現代の女性も綿球や海綿がナプキンに変わっただけで同じことをしています。そして昔の女性は7日間そもそも出歩かなかったとも言われておりとてもコントロールしていたとは言えません。嘘だと思う方は幸田文『流れる』を1度読んでみると面白いと思います。
・救援物資に生理用品が入っているのは不謹慎だ。女性は一体何を考えているのか。
→何も考えなくても生きてるだけで生理はきます。何をもって不謹慎かはわかりませんがもしセックスやオナニーなのどの性欲を満たすためのものが女性にとっての生理用品だと考えての不謹慎という発言であるならばその考えは間違っています。
 
生理用品と下着売り場はもう少し隠したほうがいい

→なぜ隠す必要があるのでしょうか。赤ちゃんのおむつや介護用パンツ、尿漏れ用のおむつも隠さなくてはいけませんか?生理用品含めこれらのものは全て生活に必要なものです。

ここからは完全に私の憶測となりますが、生理用品と下着をやましいもの、いやらしいものだと捉えているのではないでしょうか。隠したほうがいいに込められたただ生きるのに必要なものをやましい目で見ているという感覚はあまり大っぴらにするものではないと思います。人の性的趣向にとやかく言うつもりはありませんが、生理用品はアダルトグッズではないしブラジャーは意味もなくつけているのではありません。

 

タンポン使うなんてやらしい
 座薬はやらしいものですか?私には同じことを言っているように感じます。
タンポンとは体の外で経血を受け取るナプキンとは違い、からだの中で経血を吸収するものです。つまり膣に挿入して使うものです。そのためナプキンのようにずれたりせず、また長時間経血を吸収してくれるため利用している女性は多いです。やらしいという発想が膣に入れるものだからということだと思いますが膣には違和感を感じる場所と感じない場所があります。タンポンは無痛覚の場所に入れるものなのでなんのご心配もいりません。タンポンを使えば常に快感を得ることができると勘違いしている人もこれで納得していただけましたでしょうか。
 
生理用品を買うときに黒い袋に入れるのはなぜ?
→これに関しては私も長年疑問です。生理用品を買うとほとんどの場合黒い袋や紙袋に入れられ、それを更に二重にされたりします。他の商品とはもちろん別にです。生理用品を買ったということを隠すためのものなのでしょう。しかしその袋は生理用品を買った時だけ使われるものなのに隠すどころか袋を見ただけで生理用品を買ったとばれるような、、、
とにかく、この黒いビニール袋に入れるという行為によって幼いながらに生理用品は隠さなければいけないものだと刷り込まれた女性は少なくありません。男性も然りです。
調べたところこの黒い袋に入れるという行為は「お客様の要望により対応しており、一律のルールはない」とのこと。誰かが恥ずかしいから違う袋に入れてくれとお願いしたのでしょうか。
差別なのか、配慮なのかとても難しい問題だと思います。もちろんお店側の配慮であることはわかります。しかしながら生活必需品を買っているだけなのに違う袋に入れるという特別感は必要ないといった意見もごもっともです。
 
生理用ナプキンのCMって可愛らしく作られてるよね。なんか楽しそうに見える
→そうですね。「生理の日でもハッピー」というようなコンセプトのCMが多いように見受けられます。生理の日でもハッピーに過ごすことができれば嬉しいのですが、実際スキップしながら生理期間を過ごす女性はいません、と断言できるぐらいにはまやかしであると感じています。
もちろんCMですので商品のPRが大事であり、購買意欲を高めるためのものであると認識はしています。それでも違和感を感じる女性は多いのではないのでしょうか。
そのため最近ナプキンを可愛いデザインにするのではなく、無地の地味な色合いにする動きもあります。現実の生理期間と言えば「薄暗い部屋で1人ベッドにうずくまりながら手元には生理痛用の薬を置き、ただただ耐える」といった方がイメージには合いますが暗すぎてCM向きでないことはわかりきってますね。
 
メスは生理があって面倒くさいからオスの犬飼う
→どのような理由でどの性別の動物を飼おうと人それぞれですので何か言うことはありません。
が、1つ言うとメスはメスでも犬は生理にならないと思っている方は多いですが犬にも生理はあります。
 
ナプキンってどれくらい変えるの?1日に1回?
→人それぞれですが、一般的にはトイレに行く度に替えます。特に初日や2日目は量が多いので1時間でナプキンいっぱいに血が広がることが多く、ナプキンを替える為だけにトイレに行くことも多いです。日が経つにつれて経血の量は少なくなりますが、それでも少しでも血が付くと衛生的に悪いので毎回替えなければなりません。
多くの女性は経血以上の血の量をこの先見る機会はないのではないのかなと思います。
ナプキンいっぱいに広がる血、お風呂場に滴り足元が真っ赤に染まる光景、これ以上の血液を見る機会は採血の時ぐらいではないでしょうか。
経血の量は一回の月経期間で20〜140mlであれば正常とされています。
およそ1週間の間に約ペットボトル一本分の血液が流れ出ていることが正常とされる異常さを感じ取っていただけるでしょうか。
ちなみに経血はナプキンにのみ付くのではなく、お股を拭くトイレットペーパーにもべっとり血が付きます。複数回拭かないと血は拭えませんし拭いても新たに滴ってくるので正直言ってキリがないです。
 
使用後のナプキンってどうするの?
→普通に捨てます。女子トイレにはサニタリーボックスというナプキン専用のゴミ箱があるのでそこに捨てます。

 
生理しんどいのはわかったけど少しぐらい良いことないの?
→生理の良いところ、どれだけ頑張っても思いつきませんでした。強いて言うとすれば尿漏れの際にたまたま生理でナプキンを付けていたお陰で下着が汚れずに済む、、ぐらいですかね。
しかしどれだけ大変でも生理があるから子どもを授かることができるのです。毎月毎月しんどくて、どれだけ生理を完全になくした上で子どもが産めるようになれば良いのにと思っても生理がなければ子供を産むことができないことを頭ではわかっています。
よく考えてみると世界人口の半分である性別の一定期間股から血が流れ出る現象が改善されないまま2000年以上の月日が経っているという事実がなんだか恐ろしいですね。
科学の発展でどうにかならないものなんですかね。
話は逸れましたがまとめとして、子どもを絶対に産むと決めている女性にとっては仕方がないと思えるかもしれませんが、子どもを産まないと決めている女性にとっては百害あって一利なしではないでしょうか。
 
しんどいしんどいと言いつつ見た目では全くわからないし生理でも普通に生活してるじゃん?
→確かにそうですね。私も思います。友達の生理は共に過ごす中で知ることが多いですが、同じクラスなだけの女の子や職場の人など誰がいつ生理かなんて同じ女性でもわかりません。
ただ一つ言わせて頂くとこの記事の中で生理の辛さや痛みについてずっと書いていますが、結局は約40年間毎月1週間くるものに対しての特別感はないのです。生理がきたからと言って何か大事件が起こったかのように大騒ぎはしません。日々生きている中で当然のようにあるものとして処理しています。「今日お腹痛いな」と思えば薬を飲んで学校に行ったり会社に行きます。ナプキンも何事もないようにトイレに行く度に貼り替えます。当たり前のことをただしてるだけです。
またしんどいしんどいと言う女性は家で安静にしているか病院に行っているので直接見ることはないというのも普通に生活できてると思ってしまう要因の1つだと思います。
しかし実際私は生理が原因で目の前で倒れた方を知っています。生理を理由に遊ぶ約束を断られたこともあります。その場合それは仕方がないね、お大事にとただ言うのみです。
悟られてはいけない、バレたら恥ずかしいと思っている女性が多いことも理由の1つでしょうか。
皆んな普通に生きているように見せる術に長けているのです。
 
 

ピルについて

 
ピルについて少し記述したいと思います。ピルというのは服用すると避妊の効果があると言われています。しかしピルを服用している女性全員が避妊のために服用しているのではありません。ピルには生理痛を和らげる効果があり、生理の「周期」をコントロールする効果もあります。先ほど自力で生理をコントロールできないが薬の服用によって可能と書いたのはこのためです。しかし経血を自由に止めたり出したりできるのではなく、 周期をコントロールするだけです。周期のコントロールというのは生理周期が28日周期になり、いつ生理になるか怯える心配がなくなることです。もちろんいつ生理になるかわかるだけで期間中血は流れるし薬の効き目が悪い人は腹痛を感じるし生理が完全になくなるわけではありません。
 
ピルには避妊、生理痛の軽減、周期のコントロールなどメリットがたくさんありますがただでもらえるものではなく、診察を受けてお金を払い購入しなければなりません。そしてメリットだけではもちろんなく、不正出血や 血栓症を引き起こします。血栓症は血液が血管の中で固まり体に血が巡らなくなる病です。このような危険を承知でピルは服用しなければなりません。
 
そしてピルを服用している女性とは生でセックスし放題という認識が広まっていいますがもしそう思っている方がいれば考えを改めていただきたいです。ピルの服用には副作用が伴い、なにより避妊のためにピルを飲んでいる女性は少なく、ほとんどが生理痛の軽減と周期コントロールのためです。ピルを飲んでいる友達や彼女に「生でしたいから飲んでるのか」「飲んでるならコンドームつけなくていい?」などは絶対に言わないでください。避妊のためと勘違いされて無理を強いられた女性は少なくありません。
また生でしてもアフターピル飲めばいいじゃんと思われる方もいるかもしれませんが、アフターピルとは緊急避妊用ですのでかなり強い薬で副作用が低用量ピルの比じゃありません。私は副作用で何度も吐いた人を知っています。また値段が8000円から15000円と安いものでもありません。生でして妊娠したくない場合当たら前ですが女性か男性どちらかがこのお金を払わなければなりません。妊娠というのはお金の問題ではないと思いますが、アフターピルに関してはゴムを付ければ買わなくていいものですからその後の身体や出費のことを考えて頂きたいです。
 
ちなみにレディースクリニックは産婦人科と呼ばれますが産科と婦人科は別の科になります。「産婦人科に入っていく女子高生がいた。高校生からセックスをしているなんてけしからん」といった意見が見受けられますがセックスをしたから産婦人科に行くのではありません。もちろんセックスをすれば産科にお世話になりますが、産婦人科を利用する女性が全員セックスをした、妊娠したというわけでは全くないのです。 産科では妊娠、出産についての検査や治療を行います。婦人科では月経、子宮、卵巣、乳房の病気など女性の体に関わる検査や治療に対応します。このため性交渉をしたことがない女子高生が修学旅行中に生理になるのが嫌で周期を変えるためにピルを処方してもらうケース、生理痛が重すぎるあまりに通院しなければならないケースなど様々な理由があって婦人科を利用するのです。「産婦人科に行く女は全員セックスしてる」という考えは早急に改めていただきたいです。
(仮に産婦人科に行く女性が全員性交渉の経験があるとしてもなんの問題があるんだ?という感じですが、気になる方がいるようなので書きました)
 
追加2019/10/11 
避妊用のピルと治療用のピルは違うようです。
治療用に使われる低容量ピルのことをLEPといい、避妊用のピルをOCといいます。
ピルについては私自身あまり理解しておらず記述が足りなかった旨をコメントにて教えていただきました。申し訳ございませんでした。
 
 
 
 

会陰切開について(生理とは無関係)

 
 
 
これは蛇足であり生理とは全く関係のない出産に関するものですがこの事実を知らない男女が多いので一緒に書いてしまいます。
出産の際、会陰切開というものが行われます。会陰切開というのは膣と直腸の間の部分である会陰を切開する行為を指します。これは赤ちゃんが膣から出てくるとき、先に切っておかなければ赤ちゃんの力によって股がギザギザに裂けるのを防ぐためです。 裂傷がひどいと排便障害などの後遺症が残ることもあり出産後の生活の質の保持のためにも必要なことです。
通常は局所麻酔をしてハサミで切開するのですが分娩時の痛みのほうが勝ち、麻酔をしなくても切開時の痛みは感じないという人もいます。
これは「皮膚を麻酔なしで切り裂くよりも分娩のほうが痛い」ということを意味します。出産後は糸で縫合されますが肛門付近の「傷」なのでしばらく排泄時に痛みを感じることがあります。
つらつら書きましたが会陰切開が必要かどうかは人それぞれなので切開しない場合もあります。なぜ今ここで書いたかといいますと会陰から肛門までハサミで切るという行為にショックを受ける女性が多いからです。事前に知ることによって驚きを軽減できるのではないかと考えここに書きました。生理の話と全く関係なく混乱させてしまったら申し訳ないです。
 
 

最後に(お時間ない方はここだけでも読んでくださればうれしいです)

 
生理がない男性、生理痛を感じない女性に生理痛の辛さ痛みを理解しろとは言ってません。そんなのわからなくて当然なんです。
私は女性なので睾丸を蹴られた痛みがどれほどかわかりませんし勃起してる陰茎を無理やり折ったらどうなるかなどわかりません。私自身妊娠したことがないのでつわりの痛みはわかりません。
でも痛いのだろうとは想像つくしそこで男だからから我慢しろとは言いません。母になるんだから耐えろとも思いません。逆に自分は女性だから生理を理由にすればなんでも許されるとも思っていません。
相手を見て痛そうだな辛そうだなと思ったらそれでいいんです。
なのに何故生理痛は甘えと言ったり偏った間違っている知識で強く当たるのですか?純粋にひどいと思いませんか?
自分が理解できてない痛みを抱えてる人に適当なことを言っていることに気づいてほしいです。
足を骨折してる人に対して自分は骨折したことがなく痛みがわからないから松葉杖なしで歩けと言いますか?
白血病の人に自分は白血病じゃないからと今までと同じような生活をしろと言いますか?言いませんよね。生理も同じなのです。
性別関係なく自分と違う他人が理解できないことはあります。それを頭ごなしに自分基準で否定するのはあまりにも考えが足りないことです。
たくさん書いてきましたが生理というのは結局女性の体のことなのでなにかしてほしいわけでも同じ辛さを味わえと脅しているわけでもないです。しかし生理は妊娠出産に必要なものであり、妊娠出産とは男女で協力して行うものです。男女関係なく生理について知ることは絶対に必要なものだと私は思います。
 
 
ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。
 
下のURLは「男性が生理用ナプキンを試してみた」という記事です。より一層生理について理解が深まると思うので是非読んでみてください。
 
こちらの記事もとてもわかりやすい記事なので上の記事と合わせて読んでみてください。

男の子のための生理教室。ナプキンを手に取り、考え、意見を交わす https://laundrybox.jp/magazine/acrosstone 

 

 

 

 

 

 

 

追加2019/10/11

改めましてこのブログを読んでくださった方ありがとうございました。コメントで頂きました記事の間違いを修正させていただきました。そして冒頭から保健を保険と間違えているなど漢字の間違いが多く大変申し訳ないです。

 

ツイッターで拡散していただけたようで沢山の方に読んでいただけてとても嬉しいです。

この記事は元々男性に向けて書きたかったわけではなく性別関係なく生理について知ることができればいいと思いこの記事を書きました。しかしどうしても男性に向けて書いたような記事になってしまったことは私の力不足です。気分を悪くされた方は申し訳ございません。

そして攻撃的な文に見えるとも意見がございました。全ては私の書き方が下手なためです。申し訳ございません。

 

 

 

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生理に関する指摘のほとんどは悪気がないただの勘違いや無知であることがほとんどです。これは女性が悪いのでも男性が悪いのでもなく、また女性も悪ければ男性も悪いのだと思います。

なにが言いたいかと申しますと、

生理は恥ずかしいもの、隠すべきものだとすり込まれオープンに語ることのできない女性も、知るすべがないが故の無知を強いられる男性も悪くありません。

つまり女性は生理についてよく知らない人に向かって「知らないの?」と馬鹿にしたり呆れたりするのではなく丁寧に伝えることが大切です。

そして男性は知らなかったことに対して「嘘だ」と言い張るのではなく「そうなんだ」と知識として頭に入れて欲しいです。

 

 

 

 

 

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男性が生理について詳しいと気持ち悪いと思われそうで怖いといった意見もございました。その気持ちとてもよくわかります。女性でも男性特有の現象に詳しいことを大っぴらにすることはあまりないでしょう。しかし女性が本当に困っているときに生理に理解があることは女性にとってとても有り難いことです。理解があるというのは小間使いのようにせっせとお世話することではございません。ただ一言「わかった」と言ってくれるだけでいいのです。

ごく稀に生理のことを神秘的な現象だと思ったりする方がいるようですが、生理なんてなんともない、ただ必要でない血液を体外に排出しているだけのものですので畏れなくて大丈夫です。


また生理は恥ずかしいものではない、下品ではない、もっとオープンに話すべきだと私は常々思っていますが時と場合によるものではあると思います。

例えばどんな場面でも突然生理に関して話だしたりするとびっくりされると思います。何の脈絡もない話題は生理に限らず「今その話する?」と思われてしまいます。

また女性がイライラしているときに「生理か?」と茶化すことは決してあってはならないことです。生理になると感情の起伏が激しくなりイライラすることもあるといった認識が広まっていることは嬉しいのですが、それをからかうための材料にはしないでください。

茶化すように放たれる「生理か?」の言葉がどれほど暴力的かはあまり伝わらないかもしれません。例えば男性がイラッとしたとき女性から半笑いで「お、抜いてないんか?」と言われたり「抜いてこいよ」と言われたりすることと同じような感じでしょうか、、?ちょっとこの辺の感覚は人によって様々だと思うのでよくわからないですが、少なくとも私は体の現象を揶揄することは許されないことだと思います。


逆に必要な時に生理の話をしても全く問題ないと私は思います。

もし「そんなこと知ってるなんて気持ち悪い!」と言う方がいれば、そういった考えを持つ人がいるからお互いの理解が深まらないんだと心苦しくなります。もはやそのようなことを言う方とは距離を置いてもいいんじゃないかと思うレベルです。

 

 

 

 

 

 

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この記事を読んで「なるほど」と理解してくださる方はこんな質問そもそもしない。そしてこのような質問をする人はこの記事を読まない。とも言われましたが本当にその通りであると思います。

質問者に読んでもらえないとは本末転倒ですね。もっと読みやすい記事や媒体を使わなければ広まらないと思いますので私も今後考えていきます。

 

 

 

 

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私自身生理であると嘘をついて休暇をもらい旅行に行った人がいると話を聞いたり生理だから労われ!!!と声を荒げる女性がいるのも知っています。これに関しては恐らくあらゆる嘘をついて休暇を貰ったり、「疲れた!カバン持って!しんどい!」と言う中に生理という文言が入るのではないかと思います。

つまりこのようなことを言う人は生理を1つの言い訳に様々な場面で自分を正当化する人であると。それはその人の性格ですので私が何かできるわけではありません。

しかしこのような人を見ると「だからこのような誤解が生まれ不満を買うんだと」悲しくなります。まじめな人が嫌な思いをする世界はつらいですね。

この話は女性の中であるあるの話なのですが男性も同じ経験をされてると思います。

「生理休暇を作るなら射精休暇を作れ!」「女性専用車両に乗ってない女性は痴漢してもいいんだ!」と言い張る男性に「同じ男だと思われたくない」と感じる男性は多いのではないかと思います。

私は男性全員が同じ思考を持っているとはもちろん思いません。1人の偏った思考を他の男性に重ねることは絶対に致しません。

そして男性もこういう女性がいても他の全ての女性も同罪だと思わないで頂きたいです。

 

 

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ついでにもう少しだけ、もはや私の独り言のような話ですが、妊娠というシステムはなんとも恐ろしいなと私は思ってしまいます。
 妊娠中母体にかかる負担というのはなんとも言葉にできない恐ろしさがあるなと。
少しそのイメージが出来るような画像を貼ってみます。人体の生々しい画像ですので苦手な方はご注意ください。






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(サムネ避け画像挟みます)










 

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これを見ると人体は不思議だな〜と思わずにいられません。よく生きていられるなとさえ思います。また、たまに妊婦に暴力を振るったとのニュースを見ることがありますが、改めてなんて恐ろしい行為なんだと実感しますね。

ついでにこの画像も





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私この画像初めて見たとき怖すぎて暫くトラウマになってしまいました。
一見ピーナッツのキャラクターにコミカルな印象を受けますが、死んだような母親の目、砕けた股、嬉しそうな周りの人の図がなんとも奇妙に私の目には移りました。
この画像を一度に怖くない?と言って見せたことがあるのですが、その人は全く怖くないと言っていて人によって感じ方は様々だと改めて感じましたね。
この記事はあくまでも生理の話なので妊娠についての話をし過ぎるのは良くないと思うのでこの辺にしておきます。
 
まとまりがない追記になりましたがここまで読んでくださり誠にありがとうございます。
何度も言って申し訳ないですが、生理中の女性を大変だね、しんどいね、身の回りのこと全てしてあげるねと労わる必要は全くございません。ただ生理があることを馬鹿にしないでほしい。暴力的な言葉を使わないでほしい。ただそれだけです。
 
自己満足で書いた記事がここまで沢山の方に読んでいただけるとは思いもしていませんでした。ほとんどのご意見が生理に関して前向きなものであり記事にした甲斐があったなぁと思います。改めてありがとうございます。
私は生理用品を購入した際黒い袋で悪いものを隠すように入れられることがなくなる世界になれば良いなと思っています。天気の話をするように、とまでは言いませんが恥ずかしい話ではないことは確かです。一緒に生きてるのにお互いの身体のことについて誤解してるなんて悲しいことなくなればいいなとそう強く思います。